2017年12月28日

2017年中もお世話になりました。2018年もよろしくお願いいたします。

 RSNは今日が、2017年最後の勤務日となります。来年は、1月4日が最初の勤務日、相談電話の受付は翌5日からです。2017年中もお世話になりました。

 このブログも約4カ月、放置してしまいました。6月に月刊のニューズレター「安心娯楽通信」を創刊し、書きたいことを書くことのできる新しい媒体ができたことが最大の理由です。何か書きたいことができれば、まず「安心娯楽通信」のネタにし、次に別のウェブサイトに書いて、こちらは最後となってしまっていました。

 2017年は政府により、カジノ導入に向けた「環境整備」として、「ギャンブル等依存症」対策がすすめられた1年でした。「ギャンブル等」とは、ぱちんこ(パチンコ・パチスロ)と公営競技(競馬、モーターボート(競艇)、競輪、オートレース)を指します。ぱちんこ業界では、「ギャンブル依存症」対策の一環として遊技機の射幸性抑制のために国家公安委員会規則が改正されました。今月25日には、ぱちんこと公営競技に家族申告による排除プログラムを導入することが、政府の方針として示されました。

 政策としての「ギャンブル依存症」対策は動き始めたばかりです。ぱちんこでは、家族申告プログラム以外、私たちRSNの活動をはじめ、ある程度の積み重ねがあると言えます。ですが公営競技の取り組みは端緒に就いたばかりです。また、年の瀬に出された家族申告プログラムがぱちんこと公営競技でうまく機能するのかどうか、なんとも推測できません。

 2018年には、IR実施法案の審議が行われます。その過程では、依存問題の次の段階として、合法化のための法整備など、カジノを日本に迎え入れる準備が多面的に行われることになります。このような動きがRSNの活動にどのような影響を与えるのでしょうか。

 来年も、「ギャンブル等」の各業界にとって、各事業者にとって、各利用者・ファンにとって、そしてRSNにとって、激動の1年となりそうです。2018年もよろしくお願いいたします。

 AGFJ・平田
posted by RSN at 13:29| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記