2013年01月31日

認定NPO法人の仮認定が承認されました

昨年9月に行った認定NPO法人仮認定申請が、1月28日に承認されました。
NPO法の改正などで、認定機関が国税庁から自治体に移管後、沖縄県承認の第1号となりました。
仮認定とは言え、細かな作業がたくさんありました。仮認定承認までにご協力いただいた皆様には御礼申し上げます。
仮認定ですので、これから本認定の申請に取り掛かります(細かな点を除いては本認定の条件はほぼ整備し終わっています)。

遊技業界の広報啓発活動強化の取り組みのおけげで、相談件数は増えています。このペースでいくと今期(2012年4月〜2013年3月)は、2500件(昨年度約1200件)程度となりそうです。遊技参加人口は激減していますが、まだまだ情報を届けなければならないかたが沢山いることは確かです。どんなに啓発しても相談が減って行きはじめれば、依存問題が終息に向かい始めたといえるでしょう。そんな日が来ることを願いながら、今年も活動を展開していきます。

電話相談員募集しています!相談研修生(有給)も募集しています! 今一番欲しいのは…人です(給与のための活動資金もですが…)。

代表 西村直之
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2011年06月01日

車内放置事故を防げ

全日遊連より、平成22年度の「子ども事故未然防止事案報告」が発表されました。平成22年度は、28件、33名の事故を未然防止したとのことです。平成22年5月に高知県内のホール駐車場で乳児の車内放置事故死が起きました。ホールの事故防止強化の取り組みもあって、その後死亡事故に至る事案は防止できたようです。
未然防止事案をの内容をみると、北海道5件(10名)、鹿児島5件(5名)、秋田3件(3名)、青森3件(3名)となっていました。熱中症ばかりに目が行きがちですが、外気温が氷点下の車内に放置していた事案もありました。
鹿児島も秋田もこの数年間に、ホール駐車場における放置事故死があり、全国的にも大きく取り上げられたところです。それ故に、より注意深い対策がなされて、これらの地域では未然発見が多かったのかもしれません。徹底した取り組みが、子どもたちの命を救うことに結びついた結果でしょう。しかしながら、大きくメディアで取り上げられ、ポスターや店内放送、巡回の徹底などの取り組みを持ってしても、危険な行動を取っているという自覚に乏しい利用者がいなくならないことも事実です。
未然防止事案は、4月2件、6月5件、7月6件、8月6件、9月1件、10月2件、11月2件、12月1件、1月1件でした。これからの3ヶ月がひとつの発生ピークです。より徹底した取り組みが必要です。

また、4月末には自宅放置中に事故死が起きています。ここまでは、防ぎようがありません。

車内であれ、自宅であれ放置は虐待です。娯楽の名のもとで、虐待の発生や深刻化に手を貸さないように、出来る限りの対策を採りながら子どもたちの命や健康を守っていただきたいと思っています。

代表 西村直之
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2011年05月02日

神奈川県で乳児放置死

4月29日に9ヵ月の乳児が、両親がパチンコに行っている間放置され、自宅で死亡しました。両親(父親30歳、母親28歳)は、保護責任者遺棄容疑にて逮捕されています。午前中から出かけ、帰ってきたのは夕方。自宅には亡くなった9ヶ月の乳児と1歳10ヶ月の長女が置き去りにされていたとのことです。
車内放置事故死に対しては、遊技業界の取り組みは確実に成果を挙げていますが、自宅放置となると見回りも出来ず防止は困難です。
しかし、何らかの対策を考えなければなりません。
2009年には、千葉県で親がパチンコに出かけている間に自宅が火災となり、乳幼児3人が亡くなっています。
この事件に共通するのは、夫婦または知人とパチンコに出かけていることです。複数の大人が、子どもを死に追いやっている事実は重く受け止めなければなりません。一人の人間が、たまたま判断を誤ったという問題ではありません。
パチンコに関連した問題として金銭問題に目が向きがちですが、“時間”と“感覚(冷静な情況判断)”の喪失とそれに伴う周囲への影響は目立ち難いものの、深刻な問題を引き起こしています。
射幸性を下げ、長時間遊べる機械に移行していることは、金銭的問題発生リスクを下げる点においては有効ですが、一方で、時間にまつわる問題の発生リスクを増大させる可能性があることを遊技サービスの提供者は認識しなければなりません。
亡くなったお子さんに心よりご冥福をお祈り申し上げます。

代表 西村直之
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2011年01月05日

新年のごあいさつ(平成23年新春)

あけましておめでとうござます。
RSNは1月4日より相談電話をお受けさせて頂いております。
昨年は、友人の死やRSNの新しいチャレンジの準備、講演、執筆などでただひたすら走り続けた1年でした。
おかげさまで、来年度以降の遊技業界からの活動支援も決まり(全日遊連の支援契約は5年間で、今年度が最終年度です)一安心です。
依存問題という負の部分への取り組みを、この不景気の中でも継続・発展させていこうと決めて頂いたことは、大変意義深いことだと思います。私たちの活動が少しずつでも社会のお役に立っていると評価して頂けていることを嬉しく思っています。
今年は、従来の電話相談事業はもちろんですが、さらに一歩踏み出してより多くの人たちに問題解決支援に関わり、つながっていただけるように色々とチャレンジしてみたいと思っております。
なかなかすぐには結果が出るものではありませんが、今年もどうぞご支援をよろしくお願い申し上げます。

代表 西村直之
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2010年09月21日

大分でのさようなら

先日、大分ダルク責任者の伊藤さんが海で亡くなられました。
訃報を聞き大急ぎで大分に向かい、なんとかお別れを言うことができました。
15年ほどの付き合いではあったものの、沖縄と九州をそれぞれが入れ違いのようになって、近くで一緒に仕事をしたことはあまりなかったように思います。それでも、不思議と縁が切れず、気がつくと長い付き合いになっていました。お互いに馬鹿丸出しの時期に出会っていたのが良かったのでしょう。
また一人、大切な友人に先立たれました。
残されたものは、先立った人の思いを、これから来る人に手渡していく大切な役目があります。こうして命をつないでいくことで、回復の細い道が広くしっかりしたものへと踏み固められていくのでしょうから。
でもさびしいですね。苦しんでいた腰痛から開放されたのでしょうから、天国でゆっくりお休みください。
代表 西村直之 友人として
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2010年09月09日

通常総会が終わりました

昨日(9/8)、RSN第一回通常総会を開催し、無事終了しました。
NPO法人になって初めての総会を終えることができ、ホッとしています。
年度末の綱渡り会計を解消する妙案はないか(かといってお金が出てくるわけではないのですが・・・)など、RSNの活動を発展させつつ、財政的にも安定させることに出席者全員で真剣に意見が交わされる良い総会でした。
今年も残り4ヶ月になり、RSN主催セミナー、講演、論文執筆、データー解析などやらねばならないことが山積みです。頭の忙しさでパンクしそうになりながらも、経理書類を眺めれば、たくさんの人たちの善意でこれだけやりたいことをやりたいようにさせてもらえることは幸運以外の何物でもないなと実感します。
私たちの活動資金のほとんどは、パチンコホールの収益金から捻出されています。その収益金の中には、問題あるギャンブラーの人たちがつぎ込んだ"本来使うべきでないお金”が少なからず含まれています。当然、そのお金にまつわる問題に巻き込まれた人たちの怒りや恨みも含まれていると思います。
その重さを感じ、どのような形で還元するかを常に意識しながら、活動に取り組まなければ、私たちの活動が真に意義あるものに成長しないであろうと考えています。
皆様のご支援よろしくお願いいたします。(寄付・献金の振込口座をホームページにアップしました)
代表 西村直之
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2010年09月02日

匿名の寄付

久しぶりに沖縄本島を直撃した台風7号は、一部の地域を暴風域に巻き込んだものの本島の中南部は拍子抜けするぐらいに大した風も吹かず東シナ海の彼方に去っていきました。気象情報では暴風域のど真ん中に当たっているはずなのに、外の木々がザワザワ揺れる程度の風しか吹いていないという奇妙な天候は、長い沖縄生活でもはじめての経験でした。結果的に、停電もせず、スタッフも事務所も被害がなく、一安心です。
ところで、先日RSNに匿名での寄付の問い合わせがあり、後日その方から寄付をいただきました。振り込み金額は1008円でした。このお金を私たちに届けていただくために、わざわざ電話で振込口座を問い合わせていただき(急ぎ振込み先口座をHPにアップしました)、郵便局に足を運んで、振込み料金まで負担していただいたかと思うと、申し訳なく、そして心から有難く思います。匿名での寄付を希望された方ですので、お礼状やニューズレターをお送りすることは控えさせていただきますが、スタッフ一同ご好意に感謝しています。
私たちの活動資金は、95%はパチンコホールの組合である全日遊連から支出されています。残りの5%は、努力と善意があふれた会費や寄付金によるものです。善意に支えられる活動だからこそ責任は重いと日々感じています。大きな資金援助は活動の幹を作ってくれますが、生き生きとした葉や鮮やかな花は小さな善意の結晶です。
これからも皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。
代表 西村直之
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2010年08月25日

久しぶりのブログ

ひさしぶりのブログです。
ブログを書き始めて解ったのは、お金の算段やら原稿書き、講演準備などであるレベルを超えて頭が忙しくなると、ブログを含め「漠然とした意見」や「なんとなく感じた感想」などというものが書けなくなるという現象が生じることです。医者の仕事とNPOのオーガナイザーとの掛け持ちは、さほど頭の混乱を招かないので、このようなモードになっていることに最近まで気がつきませんでした。たぶん最も頭に負担をかけているのは「お金の計算」でしょう。これが、煮詰まってくると頭の中が「イーっ!」て感じになり、しばらくすると「ムウーン・・・」と静かな無の境地に至り、後は遠くを眺めてお茶お飲んで「何事もない平和な一日」のように振舞うことで、苦痛から逃避しています。となるとこの間は、つぶやいたりしなくなります。「何事もない平和な一日」を乱してはいけないからです。しかし、結局は、脂汗を流して、数値や課題と格闘することからは逃れられず、格闘モードになると今度はブログどころではなくなってしまいます。
毎日、いろいろな仕事をこなしながらブログや文章を書いている方々には感心します。なかなかできないですね。書きたいことほど書いてはいけない不全感との戦いもありますし・・・。
先日、龍谷大学の石塚伸一さんに「西村さんは、目の前のものを分類していくのが好きだね」と言われました。しかも「ただ分類するのではなくて、カモノハシとか始祖鳥とか分類の隙間を見つけ出して、分類するのが好きだね」とも。私は、人を分析したり分類することには全く興味がないし、むしろ嫌いです。ラベリングによる偏見は暴力となりうる危険を包括していると考えているからです。一方で、自分の身の回りに生じる様々なことを自分なりに位置づけして考え、整理することは大好きです。今につながる過去、今からつながる未来を考えていく上で、解りやすいパターンにはめ込むのではなく、個々の存在がどこから来てどこに向かおうとして、いまどこにあるのか、そしてその存在がどのような所属集団の中でどのような表現形態をとっているのかを読み解くことで、「私はどのようにこの存在に関わろうとしてるのか?どのように関わりたいのか?」という自分への問いかけが明確になってきます。共有すべき未来は、私自身への問いかけなしには見えてこないと考えているからです。
ただ、このような思考パターンも程度もので、あまり考えすぎると、人や社会と関わるのが面倒になってしまうので、ほどほどにするように気をつけています。
久しぶりのブログでとりとめのない話をダラダラと書いてしまいました。
代表 西村直之
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2010年07月14日

7月の綱渡り

年度替りの7月は、お金がなくて大変です。
助成金と会費とセミナー収入で、4人の正職員と2名の非常勤スタッフの給与を払いつつ、質の高い事業を徐々に拡大させていると、年度末には蔵は空っぽになります。非営利活動法人の"非営利"の厳しさを思い知る時期です。助成金が振り込まれるまでの約1ヶ月は、普段はあまり気にしない電気代や電話料金などの支払期限を睨み付けながら、「これは、払うべし!これは、最悪延滞すべし!」など冷や冷やしながら指示を出す毎日が続きます。もっとも苦手なお金のやりくりに頭を悩ます修行(苦行・・・)ですね。あと少し踏ん張らないといけないです。時々私も給与が欲しい・・・と思う・・・今のところ無理ですね。
 
5月に高知県で起きた乳児車内放置死事件が結審しました。生後6ヶ月の乳児をスロット遊技中に放置し死亡させた26歳の母親に、懲役2年の実刑判決が求刑されました。裁判では、車内放置は過去にも数回繰り返されていたことが明らかになっています。母親は「スロットをやめます。二度と行きたくない」と述べたとのことです。しかし・・・反省し後悔したからといって、ストレスや感情の対処が急にうまくなるわけではありません。スロットをするしないも大切なのですが、自分自身や他者を危険にさらさない行動や感情のコントロール技能を習得する行動を起こさなければ、この不幸な事件は終わらないような気がします。
 
家族の中に被害者と加害者が生じることほど不幸なことはありません。笑顔のない遊びは危険です。
 
代表 西村直之

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2010年06月30日

年度末になりました

RSNの年度は、7月1日に始まり6月30日に終わります。ということで今日が年度末です。
この一年間を振り返ると、もうあと一歩踏み出したいけれども踏み出せずに悶々としながら過ぎてしまったような気がします。今までの活動をより安定させ充実させるためにやらなければならないこと、これからの5年・10年の活動を見据えて準備しておかなければならないこと、求めるもの、求められるもの、事業の計画は頭一杯に浮かんで、グルグルと駆け回るものの、事業資金やマンパワーは思うようには拡充できません。運営していて身に沁みるのは、電話相談事業は本当に非営利だということです。かかるコストと労力は大きくとも、目に見える成果は地味です。質の悪い電話相談事業が溢れる中で、差別化を図り、質の違いを認めてもらうのも簡単なことではありません。
それでも、夢は持たなければ始まりません。来年度も、目一杯に知恵を絞ってRSNの活動を成長させていきたいと思っています。この一年、RSNの活動を応援してくださった皆さま、ありがとうございました。来年度もよろしくお願い申し上げます。
 
代表 西村直之
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2010年06月23日

機械と心

多忙と昨年末から降り続く雨にかまけて、愛車1970型シボレーchevelleを車庫に置きっぱなしにしていました。梅雨明けとともに切れていた車検を入れ(車検場持ち込みで一発OK)、久しぶりに運転しました。
天才的な整備士Sさんのおかげで、時代遅れの鉄の塊は、快調に、心地よく動き出し、久しぶりの感触を味わいました。ここまでは良かったのです。ちょっとドライブをして、家に戻り車庫に入れようとした途端、「ぷすん」といきなりエンジンが停止して、立ち往生してしまいました。上り坂で一車線をふさぐ形で止まってしまったのでさあ大変になりました。あわてていると、迷惑をかけられたはずのドライバーの方たちが数人力を貸して、邪魔にならないように路肩に寄せてくれました。あとは、良かったねとにっこり笑って、みなさんさっと車やバイクに乗って去って行かれました。この間誰もクラクションも鳴らさず、非難の怒声もなく、沖縄の人たちの優しさに心うたれたひと時でした。お手伝いくださった方々、本当にありがとうございました。
さて、エンジン停止の原因は・・・ガス欠でした。Sさんの整備直後に機械トラブルがあるはずはなく、私の不注意で見知らず方々に迷惑をかけてしまいました。そもそもこの年式頃の車は燃料計が当てにならないので、普段なら走らせる前にまず最寄りのガソリンスタンドで給油をするようにしているのを、まあ大丈夫だろうと省いたのがいけませんでした。古い機械と長く付き合うコツは、基本的なことに手を抜かずに気を配ってあげることです。手を抜けば、機械はすねて不機嫌になるし、ほんの少しの手間を惜しんだらいけませんね。
高速化する時代の中で、スピードと効率の良さが求められ、日常生活もなんだか慌ただしい中で過ぎ去っていきます。オイルゲージをチェックして、エンジンキーをひねって、エンジンにオイルが回っていく感触をエンジンの振動を通して体で感じて、車が目を覚ますのを待つぐらいがちょうどいのです。車が目を覚ましてくる瞬間のわくわくする感じはたまりません。ゆっくり感じること、これが一番です。今時の車では味わえない贅沢ですね。
それにしても、蚊に集られながら、携行タンクの20Lのガソリンを運んで中腰で給油するのはきつかったです。筋肉痛です…。
 
代表 西村直之
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2010年06月21日

貸金業法の改正

6/17に2009年度最後のRSN理事会を開催し、やっと一区切りついた感じです。
相変わらず、理想と現実のはざまで頭を悩ます日々は続きそうですが…。
ところで、6/18に改正貸金業法が施行されました。
返済不能による多重債務の発生を抑止することを狙いとし、貸し手が返済能力の確認することを義務化しています。また、年収の1/3以上の貸し付けを禁ずるなど借り手の返済能力を評価する一定の基準に達しない人には貸し付けしてはならないなどの制限が設けられています。
パチンコにのめりこんでいる人では、少額の借り入れを頻回に繰り返しながら、多重債務化するパターンがよく見られます。貸金業法改正により、パチンコののめりこみは抑止される可能性はあります。少なくとも、安易なサラ金からの借り入れによる新たな多重債務問題の発生は、減少するはずです。しかしながら、それでも家族や友人からの借金、給与や退職金の前借りなど数値化されにくい金銭問題(実質上は詐欺と同じなので司法問題でもある)、窃盗や横領など、債務問題は形を変えながら発生します。横領などは、貸金業法改正でむしろ増加するのではないかと考えています。
問題行動の根本にある問題としての“依存”、依存を引き起こす背景にある個人または社会の“病理”に目を向けていかなければ、真の対策にはなりません。貸金業法改正が与える正・負の影響をしっかり見守りたいと思います。
代表 西村直之
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2010年06月16日

梅雨明け間近

沖縄は一足早く梅雨入りするので、もうそろそろ梅雨明けです。
今年は冬場から例年になく雨が降り続いているので、ようやくお日様と遊べそうです。
湿度90%を超える日々の中で、ここしばらくは会計書類とにらめっこをしつつ、来年度の事業計画の妄想を膨らませています。今年こそは、今年こそはと思いつつ、活動も5年目に突入し、やらねばならないことが山積みのまま残っています。
明日は、今年度(6月年度末)最後の理事会を東京で開催します。これが終われば、本格的に来年度の事業準備にかかります。活動を応援していただける賛助会員を募集しています。ご支援よろしくお願いします。
梅雨が明けたら、古い愛車を引っ張り出して、海でひと泳ぎしてきたいですね。沖縄の海は、きれいです。
研修・見学者の宿泊用に、東シナ海と太平洋が見えるゲストルームを借りています。夏の沖縄とパチンコ依存とは、ちょっと合わない感じもするかもしれませんが、まずは現場を見に来てください。歓迎します。
代表 西村直之

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2010年06月08日

日本精神神経学会後記

先月、久しぶりに広島県で開催された精神神経学会に出かけてきました。学会もずいぶん様変わりし、全国の精神科医が、新しい知識や精神医療の方向性を学ぶ一大イベントとなっていました。3日間、まじめに講義を聴き、シンポジュウムに参加し、色々と収穫がありました。いっぽうで、アルコール以外の依存関連問題の議論は低調で、精神医療の主流とははるかに遠いところに取り残されていました。アルコール・薬物関連問題は、少数派の問題としての立場に甘んじて、援助者自身が精神医療の中核的な課題の一つとして注目されるように取り組んでこなかった結果なのではないかと思います。
ついぞ学会期間中に「ギャンブリング問題」の学術的な話題を聴くことはありませんでした(病的ギャンブル関連の口演発表がたった1題だけありましたが・・・)。とても寂しい状況でしたので、来年は、RSNの相談データをまとめて発表してみようかなどと考えています。
現在、精神医療は急速にシステムを変更し、社会的な意義・位置づけが変わりつつあります。その流れの中で医療機関が試行錯誤している状況が続いています。入院による統合失調症治療を中心としてきた医療制度が、外来中心の地域のニーズに合わせた精神保健サービスへと移行する中で、少数派の問題まで取り込んでいく余裕がないのは致し方ないと思います。しかし、こういう時期だからこそ、ほんの少し先に見えてくる新たなニーズの存在を提示する努力が必要ではないかと思います。
学術領域でも、RSNが積み重ねてきた知識と情報は、役立つはずです。がんばって発信しましょう。
代表 西村直之
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2010年05月27日

車内放置事故死のこと

昨日、今年度(RSNは6月が年度末です)最後のセミナーを横浜で開催してきました。
朝から夕方まで熱心に講義を聴いて下さった参加者の皆さま、大変お疲れさまでした。
高知県での乳児車内放置死事件の情報が少し入ってきました。26歳の母親が、パチンコ店の駐車場に生後6か月の男児をエンジンを止めて窓を閉め切ったまま車内放置し、死亡させ重過失致死容疑で逮捕されました。遊技時間は約3時間。車に戻り子どもがぐったりしているのに気付きながら119通報はせず、近くの電気店に車で移動した後に119通報し、子どもは救急搬送されたが、間もなく死亡が確認されたとのことです。
全国のパチンコホールの防止の取り組みは、かなり徹底されており、実際1万数千というパチンコホールがありながら、車内放置事故死を年1件程度に食い止めています。ただ、それでも起きる悲劇は、数の問題では言い表せないものです。
昨年8月秋田県で起きたパチンコ店駐車場での車内放置死事件の裁判で、5月21日に32歳の母親に懲役2年6カ月の実刑判決が言い渡されました。この事件では、病的賭博(いわゆるギャンブル依存症)が情状酌量の要素として認められるかにも注目が集まりましたが、情状酌量はなく実刑判決となりました。
高知の事件、秋田の事件ともにパチンコが問題を誘発したのは間違いなさそうです。
このような事件が起きないようにするには、パチンコ業界の努力は必要ですが、個々のケースの背景や病理をギャンブル依存症といったあいまいな問題にすり替えずに、もっと詳細に評価しなければならないと思います。そのうえで、このような事件を起こした(または起こしかけた)人たちへの介入が行われるべきでしょう。
司法処遇を受けて、心の底から反省したとしても、問題の根本にある個々の課題が改善されなければまた同じ行動をとってしまう可能性は高いと思います。
個々の問題への視点と同時に、遊技場の対策もより高度にする必要があると思います。車内放置放置が未然であっても発見されたケースに対して、遊技場の入場時に会員証を確認するなどのシステムを設置して、入店を断るなどの何らかの規制は必要なのかもしれません。現在の自由入店の形態の在り方自体をとわなけれなならない大きな問題であり、そう簡単にはいかないとは思いますが、検討されるべき課題だと思います。
代表 西村直之

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2010年05月14日

高知にて車内放置事故死発生

先日、ブログに書いたばかりなのですが、今年もまたパチンコ店の駐車場で子どもの車内放置事故死が発生しました。亡くなった子どもさんのご冥福をお祈りいたします。
これからの季節は、いつどこででも車内放置事故死が起こりうることを忘れないようにしなければ、不幸な事故は続きます。重ねてお願いします。子どもさんだけが車に残されている状況に出会ったら、必ずお店の関係者、いなければ警察に連絡してください。命の保護に、大げさすぎることはないですから。
高知の車内事故事故死については現在、情報を集めているところです。詳細が分かりましたら、コメントするつもりです。目で、声で、配慮で子どもたちを守りましょう。よろしくお願いします。
代表 西村直之
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2010年05月12日

悪者は誰?

新聞に、セメント協会の会長さんが「コンクリートから人にというスローガンが盛んにつかわれているが、コンクリートは悪者ではない」と会見で意見を述べられたとの記事が載っていました。
その通りだと思います。偏見や冤罪の根底にある醜さとつながる問題です。
自分以外の誰かを批判する時に、批判しやすい象徴を見つけ出すと、その象徴が持つ負のイメージだけを膨らませて、攻撃します。この攻撃は、非難する人が増えるにつれて、非難していることが正しいのか、という根本的な命題が忘れ去られ、時には集団リンチのような醜悪な行為へと変質してしまいます。しかも、この集団リンチの参加者は、自分がリンチに参加していることも、それがとても醜悪なことだとも気が付いていないことが多いので、非難の対象を変えながら同じ行為を繰り返しやすい傾向があります。非難の根拠は、「他の人が非難しているから」であり、“非難の流行り”がすぎ去れば、非難していたことさえ忘れ去ってしまうのでしょう。相手が反撃できないと知ると軍隊蟻のようたかって攻撃する醜さが私は嫌いです。
「コンクリートから人」はキャッチコピーとしてはよくできています。対比や対立はイメージづくりに効果的に作用します。しかし、相対するものを、双方の利点を強調させ、未来にとってより良いものとする試みこそが、人間の知性であり、知恵ではないのでしょうか?盲目的な批判者とならず、冷静な思索者であるよう気をつけておかねばなりませんね。人は、いつも冷静ではいられない揺れる生き物ですから。
代表 西村直之
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2010年05月08日

GWも終わって

GWが終わりました。全国的には絶好の行楽日和だったようですが、沖縄は晴れたのはたった1日だけでした。GWが終わった途端に梅雨入りしました。これから一か月蒸し暑い日が続きます。
事務所では、パソコンの追加と入れ替えで大わらわです。入れ替えは、すべてスタッフの手作業でやりますから、しばらくはバタバタとしそうです。データの入れ替えなども結構大変です。
今月は、パソコンの入れ替えに加え、学会出張、セミナーの開催と大忙しです。ブログの更新もなかなかできないかもしれませんが、サボっているわけではないのでご容赦ください。
5月に入ると、気温はさほど高くなくても車の中は高温になります。子どもの車内放置事故が大変起こりやすい時期です。ご自身での注意はもちろんのこと、車内に子どもだけが残されている車両を見つけたら、駐車場の警備の方やお店のスタッフにすぐに伝えてください。たくさんの大人たちの目で、子どもの命を守りましょう。よろしくお願いします。
代表 西村直之
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2010年04月27日

便利なのか不便なのか

週末に自宅パソコンのインターネットが突然繋がらなくなってしまいました。
さて困りました。まずは、パソコンのトラブルからチェック。もう一台のパソコンからも繋がらないので、パソコンの問題ではなさそう。LANケーブルのトラブル、配線ジャックの接触不良もなし。ADSLモデムのトラブルかもしれない(早く光にしないと・・・)。ノートパソコンを持ち出して、チェック。モデムには問題なし。さては、スイッチングハブかも・・・。8ポートを確かめていくと、全部ダメ。ハブがダメになっていました。端末で使用してた別のハブに交換すると問題なくネットが繋がりました。電気屋に行ってハブを購入し、無事に問題解決は解決しました。
ネット社会では、情報が無限に溢れ、世界中の人や情報にアクセスが可能です。社会のデジタル化は日常を高速化させ、その恩恵ははかりしれませんが、その恩恵は情報を取得するパソコンや携帯電話が無ければ成立しなくなっています。知らない間に、日常生活は電子機器とプログラムによって支配され、コントロールされて、自由を奪われつつあるような気がします。
先日のネットのトラブルはアナログな機械のトラブルが原因で、問題個所の同定と修復は100%アナログの作業でした。制御するプログラムばかりが評価される今日、結局はそれを支える機械や技術の精度・信頼度の高さなしにはプログラムは機能しないことを再認識しました。技術と精度で素晴らしい仕事を成し遂げてきた日本の技術屋の方々を大切にしなければ、未来は暗いに違いないでしょう。壊れた携帯電話を握りしめ途方に暮れる情けない人生は御免こうむりたいですね。
代表 西村直之
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2010年04月23日

普天間基地のこと

移転問題で揺れる普天間基地は、リカバリーサポート・ネットワークの事務所から車で10分ほどでいける距離にあります。以前、沖縄国際大学で非常勤講師をしていた時に、大学の校舎に米軍のヘリコプターが墜落しました。夏休み期間中で学生さんが巻き込まれなかったのが不幸中の幸いでした。事件が起こってみれば、大学の真横に米軍基地があり、戦闘ヘリや輸送機が離発着している風景は明らかに異様です。しかし、日本の70%の基地が集中する沖縄県では、中北部では街の真ん中に基地があるのは当たり前で、頭の上は輸送機やら戦闘機やらが普通に飛んでおり、いつの間にかその異様さに慣れてしまって、普段の生活であまりその異様さを意識することは少ないと思います。移転先の候補地の拒絶反応が、自分たちの傍にある異様な存在に改めて意識を向け考える契機となっているようです。
本当の問題は、基地をどこに移転するかではなく、基地の存在意義そのものを減少させる外交をいかに発揮するかではないかと思います。外交能力の脆弱さを、基地負担を引き受ける自治体への補助金など庭先の金でごまかしてしまってはいけないのではないかと思います。
基地が必要なら、日本全体でどのようなリスクを引き受けるか、小手先ではない議論を行ってほしいものです。基地返還とリンクしたカジノ議論は、日本の政治能力の低さを露呈しているようで悲しい感じがします。
カジノはカジノ。基地は基地。防衛は防衛。もっと、きっちり論じてほしいものです。
代表 西村直之

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